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自然の恐ろしさを知る [家庭]

週末、秋川渓谷にドライブ&デイキャンプへ。

夫の会社の方の御家族も一緒に、総勢10人での楽しいお出かけ。

あいにく気温が低く、水もとても冷たかったので、川で泳ぐのは出来ず、

水辺で足だけ浸かって、生き物探しをしたり、スイカを冷やしたり。

バーベキューをして楽しんで・・・

 

午後になって、もう一度川へ遊びに行き、

小3の長男、年中の次男、年長の男の子2人、1歳半の赤ちゃん、

そして、私を含めた母親3人で、岩場でのんびりしていた。

水は相変わらず冷たくて、子供たちはひざまでの深さの辺りで、思い思いに遊んでいた。

 

「あー!!」

 

っと言う声が聞こえて、長男を見ると、首から上しか見えていない。

最初はわざと転んで、遊んでいるのかと思ったほど、すぐ目の前のところだった。

そんなに深いはずがない。

川岸から、ほんの50センチほどなのだ。

 

 

でも、様子がおかしい。

 

 

私は長男からほんの3メートルほどしか離れていない岩に座っていた。

声が聞こえた時は、ふざけているのだと思ったけど、

そんな甘い考えは、ほんの一瞬で吹き飛んだ。

長男の顔が、見たこともないような恐怖に満ちていた。

必死で、岩を掴んでいる。

 

それが分かった瞬間

 

私は何も考えず、長男の所に足を踏み入れた。

 

全く冷静に考えられなかった。

どういう状況か判断する前に、足と手が前に出ていた。

 

長男の手を掴んだ時、そこは私の胸くらいの深さになっていた。

たった、岸から50センチほどのところ。

私の腕は岸の岩をつかめるところ。

それなのに、全く体の自由がきかない。

長男の腕を右手で掴み、左手は岸の岩にしがみついているのに、

私の足は、川底に届かなくなっていた。

左手一本で、自分と長男の体を支え、流れに耐えていた。

足は、私の左側に流れようとしていたのだ。

 

体がとてつもない力で押し流されようとする。

岩を掴んでいる左手が、水圧に負けそうになる。

 

一緒に遊んでいたママが、長男の手を川岸の岩から握ってくれたのは、

私が長男を掴んでから、ほんの20秒くらい後だったと思う。

それなのに、私の左腕は、もうどうしようもないほどしびれてきていた。

それくらいの水の流れの速い場所だった。

 

長男はまだ30キロ足らずだから、大人の女性が引き上げるのは、そう難しくはない

はずだった。

でも、いくら引っ張っても、長男の体は、流れに押されて岸に上げられない。

長男も足が全くつかないので、何かで踏ん張ることも出来ない。

私も右手で長男のおしりを押し上げる。

もう一人のママが、長男の反対の手を引っ張りあげてくれて、ようやく岸に・・・・

 

長男を引き上げてくれたおかげで、私はあいた右手を、左手のもう少し上を掴むことが

できた。

でも、まだ足は届かない。

流れが速くなっているような気がした。

さっきより水も多くなっている。

 

長男を上げてくれたママが、私に手を出してくれようとする。

でも、私が掴んでいたのは岩の左側。

長男を岩の右側に寄らせたのは、岸の方向だったからだ。

私の手を掴もうとすると、今度はそのママが落ちてしまう。

斜めに手を伸ばすことになる。不安定な場所で。

二人で落ちたら、もう、後がない。

 

「ごめん!一回下がって!!」

 

私は大声で叫んだ。

もう、私の手は限界に近かった。

一回だけ思いっきり、懸垂の要領で、体を持ち上げてみよう。

二人で落ちてしまうより、そのほうがまだいい気がした。

こんなところで、死にたくない。

絶対に上がってやる。

 

 

その日、私はロールアップのジーンズに、タンクトップを着て、おまけに長袖のリネンシャツ

を羽織っていた。履いていたビーチサンダルはもう私の足にはなかった。

ぐっしょりぬれたジーンズにシャツ。

体に張り付いた洋服と一緒に

私は思いっきり

力を腕に込めた

たぶん、声も出して

 

 

右ひじが岩にのる

左ひじが岩のもっと上をつかむ

右ひじを誰かが引っ張っている

次に岩の上に自分のひざが上がった瞬間

初めて助かった、と思った。

 

長男が異変を知らせてから、それはたったの2,3分のことだったはずだ。

だけど今思い返しても、その時間はとてつもなく長く

一瞬一瞬がスローモーションのように

終わりのない時間に思えた。

 

たぶん、今回は本当にラッキーだったのだろう。

水の流れが速かったとしても、そこはまだほんの岸のそばで、

私も自分の体を持ち上げられる程度の、水圧でしかなかったのだろう。

 

それでも、岸に上がった長男は、真っ青な顔をしていたし、

私も一瞬

「ここで、流されたら溺れて死んでしまうかもしれない」

と恐怖を覚えた。

 

助かって

ほんとに

よかった

 

長男は自分の泳ぎに自信を持っていたし、

私も、その時は長男よりも、小さい子達ばかりに気をとられていた。

ついついいろんな意味で驕った気持ちがあったのだと思う。

 

自然を理解して欲しくて、子供たちをよく連れ出している。

安全な場所を選んでいるつもりだった。

それでも、たった何分かの間に、水かさは増すし、水深はぐっと深くなる。

川が少しカーブしているだけで、そして、そこに岩とくぼ地があるだけで、

とてつもなく危険な場所になる。

 

その日のことを長男は、そしてそれを間近で見ていた次男も、ほかの子供たちも、

恐怖とともに、自然の本当の姿を、覚えていてくれるだろう。

 

今、この文章を書きながら、

私は生きていることを

本当の意味で実感する。

 

左足に

無数にできていた切り傷と

左腕にある、いくつものあざ

そして

肩と胸、背中の

強烈な筋肉痛。

痛みこそすべて

今、私が、ここにあるから。

 

 


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奥薗流です [家庭]

忘れないうちに書いとこう。

今日、さっきまでの私はまさしく

「奥薗流料理」をやっちゃう主婦でした!!

それと言うのも・・・

 

午前中、次男を幼稚園の夏季保育に送り出し、長男は学校の水泳指導に行き、

掃除、洗濯を済ませたあと、クリーニングを出しに行った。暑い中。

その帰りに知り合いにばったり逢って、我が家でお茶をしながらおしゃべりを。

午後になって、長男はクラスのお友達のお宅へ遊びに行き、

私と次男は近所のお友達のお家にお呼ばれ。

夕方、戻ってきた長男と近所のお友達と外遊び。

あっという間に午後6時になっていた!

今日は何にも食事の下ごしらえしていないのに~!

 

で、うちに戻ってすぐ、汗と泥まみれの子供たちを、玄関からお風呂に直行させて・・・

その間に夕食作るぞ~!!

 

6時10分  料理スタート!

炊飯器だけはタイマーにしておいたので、ご飯は炊けている。

冷蔵庫から、豚肉(しょうが焼き用)、なす、ピーマン、にんじん、たまねぎ、もやし、

しょうが、みょうが、豆腐、タマゴ、カットわかめ を出す。

 

ピーマン・にんじん・たまねぎを細切りに。

なすは四つ割りにして、切り目を入れて、耐熱皿にならべ、軽く酒をふりラップをしてチン!

ここまで5分。

 

鍋にお湯を沸かし、鶏がらスープの素をいれておく。

隣でフライパンを熱し、細切りにした野菜を炒めて、塩コショウ。

平皿にご飯をよそって、その脇に炒めた野菜を盛る。

そのままフライパンを洗わず(!!)、油を足して豚肉を焼く。

鶏がらスープに、塩こしょう、しょうゆ、ゴマ油で味をつけ、ワカメ・ときタマゴ投入。

はい!わかめタマゴスープ!

ここまで10分。

ただいま、6時25分。

 

豚肉を焼きつつ、しょうがをすり、醤油・みりん・砂糖・酒をまぜて焼けた豚肉に回しかけ。

ご飯と野菜を盛った皿にしょうが焼きをのせたら、

はい!しょうが焼き丼のできあがり!

 

レンジで蒸した茄子に、みょうがの千切りと、冷凍しておいたあさつきをのせ、

ポン酢醤油とごま油をかければ、

はい!簡単茄子のレンジ蒸し!

 

後はお豆腐をお皿に盛って、冷奴を出せば・・・

 

夕食完成~!!ジャスト6時半です!「20分で晩御飯」(NHKみたい)です。

フライパンも洗わず、まな板も1回使っただけ。

難しい工程なし。

 

いつもこれくらい気合で料理すれば、いいのかしらん??

 

 

 

 


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夏休み満喫しすぎっ [家庭]

ふ~。やっと自宅でのいつもの生活に戻りつつある私、子供たち。

8月に入ってからというもの・・・

新車の慣らし運転がてら御殿場にドライブ、アウトレットで買い物三昧。

それから、私の両親の休みに合わせて、3日3晩の海釣りと海水浴。(夫は仕事)

そのまま自宅に戻らず、今度は夫の実家に移動。

義理の父と子供たちは、夏ならではの遊びを堪能。

プール、花火、恐竜展、昆虫の展覧会、スイカを食べつつテレビで甲子園観戦。

 

そして、次男初めてのゴルフ練習。

夫の実家は、10年ほど前の建て直しの際、義理の母の反対を押し切って、義理の父の希望で

屋上に人工芝を敷き詰め、四方をネットで取り囲み、ゴルフ練習場を作ってある。

ドライバーでのフルスイングはできないけど、かなりのボールとクラブの倉庫もある。

パットやアプローチくらいなら十分練習できる。

義理の父に負けずゴルフダイスキの夫と長男は、実家に行くと

屋上に行ったまま全然降りてこなくなる。

 

長男は何年か前に、子供用のハーフセットのクラブを買い与えていて、月に2,3回夫と

自宅近くの打ちっぱなし場に行っているが、この夏、次男にもはじめてクラブを購入した。

それがよっぽどうれしかったらしく、夫の実家に行った際、今まで以上に屋上に上がったまま。

 

ゴルフの練習もだけど、夏になると、この屋上にビニールプールも出してくれて、

バーベキューもここでしたりして、いい遊び場になる。

某花火大会もこの屋上からばっちり見えるし。

屋上の楽しそうな声を聞きながら、2階の部屋で私一人のんびりしたり、義理の母とご飯の

支度を一緒にしたり。

あ~夏休みだな~

って思う、のんびりした日々を過ごす。

 

夫の休みに、義理の母が子供たちを映画(ライダー&ボウケンジャー)に連れ出して

くれたおかげで、夫と二人久しぶりにお買い物デートもできた。

ワンピースとニットを買ってもらって大満足。

 

夫と義理の父が子供たちをプールに連れて行った間に、私は実家の母ともお買い物に行ったり、

ゆっくりランチをしたり。

 

実家どうしも車で15分ほどの近さなので、両親の都合に合わせて、あっちに行ったり、

こっちに行ったり。

 

気がついたら。

 

8月も半ばを過ぎ・・・・

 

いい加減、元の生活に戻らねば!

今週からは、学校の水泳指導も再開されるし、来週から幼稚園も夏季保育後半戦。

いつもの生活のリズムを取り戻して、新学期に備えねば!

 

それに・・・

夫の実家に長くいると、それなりに疲れます~

こんないい加減な嫁と、おおらかで優しい義理母とはいえ・・・

自分の実家の母は、退院して、もうがんがんお仕事中だし。

それで、やっとこさ自宅に戻ってきたわけで。

ふ~。

子供たちもちょっぴり日焼け。

私も数年ぶりに、うっすらと水着の跡が背中に。

夏の思い出と一緒に。

楽しくて、にぎやかで、のんびりした2週間でした。

 

そしてそして、実家で気を遣ってお疲れさま、と、

夫がピアスをプレゼントしてくれた。サプライズで。

うふふ。

夏休みを満喫したのは、私です。

 

 

・・・・・・・・・・・・お礼・・・・・・・・・・・・・・・・・

2週間ぶりに自分のPCでブログを開いたら、

閲覧数がすごいことになっていました。

コメントもたくさんありがとうございました!

お返事が遅くなって申し訳ありません。

こんなにたくさんの方が読んでくださるなんて、

思っていませんでした。

とてもとても励みになります。

ありがとうございます。

 

 

 

 


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子守唄現代版 [家庭]

日本地図パズルを作りながら、長男が鼻歌を歌っていた。

「ふふふんっふふんふ~」

何の歌かな?ってしばらく聞いていたら、これだった。

Sweatsuit

Sweatsuit

  • アーティスト: Nelly
  • 出版社/メーカー: Universal International
  • 発売日: 2005/06/28
  • メディア: CD

Dilemma』!!私も好きだけど、この曲。あまりに完璧な旋律だったから驚いた。

最近夫がよく車の中で聴いていて、ケータイの着うたにしていた歌だ。

それにしても、よく覚えたな~、っと感心。

 

長男の鼻歌はいつも多ジャンルである。

この前は、音楽の時間に習っている『夕焼け超特急』だったし。

その前は、チェッカーズの『悲しくてジェラシー』を完璧な歌詞で歌っていた。

(まあ、これは私が車の中でしつこく、しつこく聴いたからだけど・・・

こんな小学生あんまりいないよね・・・ちょっと恥ずかしいかも・・お母さんが。)

 

私はクラシックも好きだけど、Jポップだって好きだし、ボサノバも聴く。

夫はジャズも好きだし、洋楽も聴くし、最近何を思ったかハワイアン・フラも聴いていた。

ほんとに、我が家の音楽環境は節操なし。

家に中や車の中で聴く音楽の選曲に、子供の意見はめったに反映されない。

たま~に、「名探偵コナン」のCDを借りてきたりするけど、これはB’zが歌っているから。

 

考えてみたら、我が家の子供たちは生まれたときから、いろんなジャンルの

子守唄を聴いていただのった。

「ね~んねん~ ころ~り~よ~ おこおろ~り~よ~ん」

って、子供たちに歌ったことがない。

というか私は、最後までこの歌を歌えない。

 

赤ちゃんを寝かしつけるとき、おっぱいを飲んでいたときはそのまま寝てしまうけど、

卒乳した後は、なかなか寝付かない長男の背中やおしりをトントンしながら、

いろんな子守歌を歌っていた。

思いつくままに。低音で。スローなリズムに変えて。

 

1998年生まれの長男によく歌っていたのは、そのころドラマの主題歌だった

サザンの『秘密のデート』だし、松田聖子の『sweet  memories』は定番だった。

アン・ルイスの『woman』は案外子守唄に向いている。

「小公女セーラ」のアニメ版の主題歌

~わ~たしのむねの~かたすみ~にさ~いてえる~

という歌がどうしても頭から離れず、そればかり歌っていたことも。

 

2002年生まれの次男には、長男がよく見ていたアンパンマンの歌や、

戦隊ものの主題歌も歌ったけど、

宇多田ヒカルの『first love』や、MISIAの『Everything』のほうが多かった。

よく考えたら、子供たちよくこんな歌で寝てくれたものだな・・

 

子供の情操教育に・・・と思って、知っている童謡ももちろん歌っていたけど、

なんのかんの言っても、自分の好きな歌を歌うのは楽しかった。

真っ暗な寝室で、子供のためと言いながら自分の好きな歌を歌うのは、

私にとっても結構いいストレス解消だった。

 

そして、今、我が家の子供たちはいろいろなジャンルの曲を

抵抗なく受け入れている。

歌詞が何語であってもかまわない。

意味が分からない日本語でもかまわない。

いつまで続くのか分からない長々とした交響曲だってじっと聴いている。

 

子供だからって、

子供向けの音楽じゃなくても、

大丈夫かも!

 

 

 

 

 


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草原に咲く花 [家庭]

先日の長男の家庭訪問で、担任の先生から言われたこと。

 

「とても学習意欲が高く、授業中も積極的に発言しています。」

おお!すばらしい。

「でもですね。」

なにか?

「発言したくてしたくて、質問が終わるのを待てません。」

やっぱり・・・

それは、授業参観でも分かっていたが・・・・。

 

「テストや問題集をやり遂げるのも早いです。意欲的です。」

ふんふん。

「でも、速さを求めすぎて、字が雑です。」

そうなの・・・・知っています・・・・

 

「誰とでも、わけ隔てなく遊んでいます。お友達も多いです。」

そりゃ、いいことだ。

「仲がいいので、よくけんかにもなりますが。

はいはい、それもよく存じ上げております・・・・

 

「おおむね、良好に学校生活を送っていますよ。ご心配ありません。」

ええ?

それだけ、「だだ・・」だの「だけど・・」と仰っていらっしゃるのに、

良好?

ほんと?

長男が学校がダイスキでダイスキで、楽しく登校しているのは親も分かっている。

忘れ物や遅刻はしない、先生もそれはほめてくださった。

いろいろ問題があるのも分かってくれている。

だけど、先生は、「親から見れば困ったこと」を「よいところ」としてみてくれていたのだ。

長男自身の評価とともに、集団の中での彼をもきちんと把握していてくれていたのだ。

これは本当にありがたいことだった。

 

けんかもするし、自己主張が強いのも友達とぶつかる原因だ。

「自己主張が強いお子さんは、いずれうまくリーダーシップがとれる人になれます。」

 

学ぶ意欲が高いのは喜ばしいことだけど、自分勝手な発言では困る。(と親は思う)

「彼の発言を元に、他の子供たちに刺激になることもありますよ。」

 

先に課題が終わったからといって、他の子の邪魔をするようでもだめだ。(と親は思う)

「邪魔をしてばかりでもありません。分からないことを教えてあげてもいます。」

 

いつも側にいて、至近距離から我が子を見ていると、ついつい欠点ばかりが目についてしまう。

だけど、裏を返せば、それが個性だったり、長所だったりする。

それを、きちんと先生に認めてもらえるのは本当にありがたい。

そして、大事なことに気づかせてもらった。

 

「字が雑なことだけは、注意しますね。」と先生は笑って仰っていた。

 

 

ふと、自分が中学生のときに担任の先生に言われたことを思い出した。

 

花を見るとき、目を花に近づけて見ると、花びらやおしべや、細かなところは分かるでしょう。

だけど、少し離れて全体を見ると、花と葉のバランスや全体の姿も分かるでしょう。

そして、もっともっと離れてどんな草原の中に咲いているかを見たら、きっともっと、

その花の本質が分かりますよ。」

 

50歳を過ぎた男の先生が、私にこの話をしてくれたのは、私が苦しい恋をしていたからだ。

15歳の私には、少々重たい状況を持つその恋の相手に対して、

先生は親心で、私に忠告してくれたのだった。

相手を、きちんと見てみなさい、と。

少し離れて、冷静に判断してみなさいと。

人を見るときは、同じところばかりではだめなのですよ、と。

 

家庭訪問で、長男の長所と短所を冷静に考えながら、

草原に咲く花の事は、子育てにだって言えることだと気がついた。

先生にとっては、クラスの何人かの一人として長男の家庭訪問をしてくださったのだろうけれど、

私には、とても、とても、いい時間にしていただいたように思う。

 

夫に家庭訪問の話をすると、

「字が雑なことなんかいいじゃないか。速さを自分で競ってるんだろ。

負けず嫌いで、自分に厳しいのは大人になって役に立つよ。字汚いくらいほおっておけ。」

という。

まあ、いつものことだけど、

夫はたいていの細かなことは「ほおっておけ。」だ。

夫のこのおおらかさも、裏を返せば長所なのか。

ん?短所かな?

夫はどんな草原に咲く、どんな花なのだろうか・・・

 


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次男に贈る物語 [家庭]

けんかばかりしている兄弟だけど、どちらかの姿が見えないと

お互いに所在確認をする二人。

長男の下校の方が早いと、「あれ?幼稚園まだ?」と聞く。

次男は帰ってまず、長男の靴があるかチェックする。

そんなにお互い気になるなら、ちょっとは仲良くしてほしい。

そう思うことも多いけど、こんなにほほえましいことも・・・・・

 

21時になって、子供たちの寝室の明かりを消そうとすると、

珍しくお昼寝を長くしてしまった次男が「ねむれなあ~い~」とぐずる。

「お母さんも一緒に寝てよ~お」と甘えてくる。

「でも、お母さん、まだお風呂に入ってないから、ちょっと待ってて。」

そう言っても、なかなか納得してくれない。

困って、次男の横で布団に入っている長男に

「ちょっと相手してあげてて、お風呂入ってくるから。なんかお話してあげて。」

と頼んでみる。

「しょうがねえな~」と長男は言う。

 

部屋を出ようとすると、長男が次男になにやらお話をし始める・・・・・・

 

むかし、むかし、あるところに。

 

 

 

 

 

おじいさんがすんでいました。

 

 

 

 

 

 

おじいさんはひとりぐらしなので、

 

 

 

 

 

 

じぶんでかわへせんたくにいきました。

 

 

 

 

 

 

おじいさんがかわでせんたくをしていると。

 

 

 

 

 

 

かわから

 

 

 

 

 

おおきなおおきな

 

 

 

 

 

おばあさんがながれてきました。

 

 

 

 

 

おしまい。

 

 

 

そ、そ、それだけ??なに~??

 

次男はおおうけ。

 

私も「大きなおばあさんが川を流れている」のを想像してしまい、爆笑。

 

これからもたまには、次男のためにお話してもらおっと。

 

 

 

 


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オムツをはずしてみたら [家庭]

   まんぷく母さんのブログを拝見していたら、オムツはずしのことだった。

   ああ~なつかしい。あのころ。

   おしっこの重みで膨れ上がった紙おむつを、自分ではずそうとしていた長男。

   おむつをしようとすると、おしり丸見えのまま逃げていく次男。

   あ~。そうだった。

   「そんなにおむつがいやなら、もう取っちゃいなさい~!」

   と、半ば強制的子供本意で我が家のおむつはずしは始まったのだった・・・

 

   我が家では、おまるは使っていない。

   子供用の補助便座は用意したのだが、結局使わなかった。

   どうやって、おむつをはずしたかというと・・・まず、第一段階として・・・

 

   夫が用を足すところを子供にばっちりみせた!

 

   のである。(ばらしちゃってごめんなさい!うちのひと・・)

   これが大うけで、長男はトイレに行くのが嫌なこととは思わないようだった。

   しかも便座の使い方も見て覚えられた。(どこから排便されるのか、までも・・・)

 

   そして、長男が2歳になる少し前、(早生まれなので真冬だったが)

   「大」をもよおすと、どこかで立ち止まっていきんでいることがあった。

   それで、いきみそうな感じが分かると、思い切って、おむつを取って、

   大人用様式便座に、足を大きく開いて座らせてみた。

   長男は自分の手で便座の前を掴んで、一人で座れた。

   夫が便座に座っているところを何度も見せていたので、

   自分が座ることは全く抵抗なし。むしろ、同じことが出来てうれしげであった。

   それに、「もう出そうぅ~」なときに、トイレに座らせられるもんだから、もう、これは

   ここででするしかあるまい!っと観念したのかどうか分からないが、

   大成功のうちに、第一回「大」作戦は終了。

   ここで、おもいっきりオーバーに褒めちぎって、あっさり、その日から完全布パンツに。

 

   さてさて、さむ~い冬の日に、いきなりパンツになった長男は、案の定・・・

   「じょじょじょわ~」

   っとおしっこを失敗。ジーパンがぐっしょり・・・泣く・・・

   「出そうになったら言うのよ」と優しくおきがえ。

   この日のために、10枚の布パンツ(ボクサー型)を用意してあるし!

   2度目・・3度目・・失敗が続く・・

   割りにきれい好きな長男は、ぬれて気持ち悪いと言うことに敏感だった。

   それが勝因。

   その日の夕方(休日だった)、「て~、し~、ち~」となにか長男が訴える。

   「なに?」まだ2歳前で言葉の発音もいまいちで、時々よく分からなかった。

   そのとき夫が

   「おい、おしっこって言ってるかも」

   といって、急いで長男のズボンとパンツをずり下ろし、便座に座らせると・・・

   じょじょじょ~!

   大大大成功~!すばらしい!

 

   その後も、何度か失敗はしたけど、何とか布パンツでいきました。

   多めのパンツとズボンを用意して。

 

   それから、男の子の場合、立って用を足すことが出来れば、子供も楽ではと思い、

   第二段階として、またもや・・・

   夫の立ち「小」を見学させてみた

   そして、あまりほめられたことではないが、

   自分でおしっこの出方をコントロールできるようにと、

   どこに飛んでもいいように、裸でお風呂場の洗い場でさせてもみた

   ここで、コツを掴んだ後に、めでたくトイレに踏み台を置いて、立っておしっこをさせた。

   便座に座るためには、ズボンとパンツを全部脱ぐ必要があるが、

   立って出来れば、簡単で楽そうだった。

   長男は、あまり手間のかからないおむつはずしだったと思う。

 

   そうやって長男のおむつをあっさり取ったので、次男もこの「見せ見せ作戦」から。

   2歳前から、主人のトイレに同行したり、今度は兄と言う身近な先輩も協力してくれて

   トイレの使い方や排便の方法は分かっていたと思う。

   でも、長男に比べて、2歳ごろは言葉もはっきりしていなかったし、

   「大」のいきむ感じもつかめなかったので、2歳半ごろまで少し様子を見ていた。

 

   2歳半になって、初めて便座に座らせたが、長男のようにいきなりパンツには

   しなかった。性格からして、おしっこで体がぬれても気にしなさそうだと思ったから。

   おむつのまま、時々トイレに誘う。

   長男が用を足すのを見せた直後に、そのまま次男にもさせてみる。

   結局2ヶ月近くかかったと思う。

   本当に兄弟と言えども、いろいろだ。

 

   私がおまるを使わなかったのは、単に捨てたり洗ったりするのが面倒、ということと、

   おまるで出来るようになった後に、トイレに移行するという2段階のステップを

   子供が踏まなければならないのが大変そうだったからだ。

   それに、排便はトイレで、ということを始めにびしっと抑えておきたかった。

   我が家の子供たちが、トイレを怖がっていなかったことが大きかったと思う。

 

   補助便座は使うつもりだったが、ないほうがより自分の排便シーンを子供が

   見やすいようで、長男は自分からつけないほうを選んだ。

   ただ、便器に落ちないようにだけは気をつけないとならないけど・・

 

   我が家のオムツはずしは終わってみれば、楽なほうだったかもしれない。

   でも、それなりに観察の注意深さと、親の覚悟は持っていたと思う。

   日に何度も汚れ物を洗い、床を拭き続けるのは、やっぱりほねだった。

   でも、ここが親にとっては「赤ちゃんのお世話最終章」。

   そして、子供にとっては「ここまでの人生で最大の試練」。

   なかなかいい刺激であり、節目だったかな・・・・

 

  おむつをはずすと、本当に赤ちゃんから幼児に成長、といった感慨が。

  季節やら、言葉やら、月齢やら、いろいろ判断基準が言われていて迷うけれど、

  結局、その子自身をよ~く観察して、親が寄り添って手を貸してあげるしか

  ほんとに出来ないんですよね。

  その子はその子なりに成長しているんだし。

  でも、それって、今小3になった長男や、年中の次男にもまだまだいえること。

  その子の性格を成長をじっくりゆっくり観察して、

  勉強も、心の成長も見守っていかないと・・・。

  大事な事を思い出したような気がします・・・

  まんぷく母さん、ありがとう。   





 

 



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けんかの仲裁はいつ? [家庭]

小学校3年生と、幼稚園年中の4歳違いの男兄弟は、とにかく毎日が戦いだ。

ひっきりなしに、何かしらもめている。

けんかの理由は・・・

  1. 次男が長男の使っているものをほしがる
  2. 次男が長男のやっていることを自分もやりたがる
  3. 次男が長男の食べているものを食べたがる
  4. 次男が長男のものを勝手に使う
  5. 次男が長男と遊びたくて勉強のじゃまをする

の、どれかに限られる。

つまり、次男が長男を怒らせているわけだ。

そして、どのパターンで始まっても、経過は決まってこうだ。

    次男が長男を何かで怒らせる

    →長男が (取り返す orやり返す or一発おみまいする or「ばーか」とか言う)

    →次男が反撃に出る (たたく・ける・なげる・「ばかじゃないよ!」とか言う)

    →長男がまたやり返す (されたことを倍返し or「ばかじゃん~」とか言う)

    →次男、泣く

次男が泣いて、私のところに助けを求めてくると、とりあえず休戦となる。

私に言いつけに来た次男は、長男をしかってほしいわけだ。

「オれをたたいた~(泣)」 「貸してくれな~い~(泣)」 「ばかって言った~(泣)」

 

ああ~もお~!また~!・・・・・はあ~・・・・

 

我が家の場合、はっきり言って次男がまだまだ幼い。

譲り合いや、順番を守ることがいつもは出来ない。長男に甘えているところもある。

だけど、長男にいつもいつも次男に譲ってあげてとは言いたくない。

なので、使って終わったら次男に貸してあげて、と言う。

「ばかって言わない」と諭す。

それから、たたかれたからと言って、自分より小さい子に倍返しはやりすぎ、と言っておく。

いちおう長男はそれで納得する。

ゴメンナサイと一応次男に謝る。

・・・・・・でも次男は・・・・・

「ごめんなさあ~い」と言いながらも、まだ泣く。

なかなか泣き止まない。待っていられない。

それで結局またけんかの振り出しに・・・・・

 

「いい加減にしなさーいい!!」     どっかーん!!

 

しつこい!うるさい!!もう、お母さんの我慢も限界になっちゃったよ!!!

最後には私の特大カミナリを食らう羽目になるのだ。

これもいつものパターン。

・・・・・・はあ・・・・・・どうすればいいのかしら・・・・

どこで仲裁に入っておけば、もっと穏やかでいられるのかしら・・・・はあ・・・

 

次男の、「長男と同じことがしたい」という好奇心は大事にしたい。

だけど、順番を守ったり、譲り合うことが出来るようにもなってほしい。

長男には、小さい子に対しての思いやりの気持ちも育ててほしい。

次男とのけんかの中で、長男は友達関係に活かせることも学んでほしい。

二人には、けんかをしながら、ちゃんと仲直りするコミニケーション力もつけてほしい。

でも・・・

こんなに毎日毎日、よく飽きずにけんかするわね・・・。何にも進歩していない気が・・・・。

ちょっとは、何かを学んでほしい!学んでる?

 

こんなに家ではわがままで、親だけでなく長男にも甘えている次男も、

幼稚園では「おだやかで、優しい子」と言われる・・・・(疑??)

お友達とけんかになることもあまりないようだ。

逆に長男は、今でこそ少なくなってきたが、学校ではよくお友達とぶつかっているらしい。

けんかして泣いて帰ってきたこともあるし、相手をたたいたこともある。

それでも、仲直りしてまたお友達と一緒に遊んでいる。

 

家での兄弟けんかが少しは役に立っているのか、

今のところ二人とも、友達関係で深刻な状況になったことはない。

親の介入の難しさから、最近は友達とのけんかもなかなかしづらい事もある。

こんなとき、家で思い切りけんかする相手がいることは、いいことかも知れない。

 

だけど・・・・

毎日毎日、目の前でぎゃーぎゃーされたら、私はちょっとキツイ・・・

それで、結局怒ってしまう。

どうしたものか・・・

 

夫はというと・・・

「兄弟けんかなんか、ほおっておけ。やらしとけばいいよ。」

と、いたって大きく構えているのだが・・・・・。

 

 


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働く母は [家庭]

入院中の母を見舞いに病室に行くと、何人もの看護師さんが集まっている。

なんかあったの??

と、普通は思う。

ここは・・・母が勤務する大学病院。そしてそこに入院した母。

母の病室は個室。バストイレ、簡易ベッド、ソファーセットつきの病室である。広い。

・・・・・医師や看護師さんたちの休憩所になっていた・・・・

私が幼いころから顔見知りの看護師さんたちは、看護師長さんになったり、部長さんになったり。

30過ぎの私に、

「大きくなったわね~」

なんて言う。

 

母は、当たり前のように20代で私と妹を産んだ。そして、仕事もやめなかった。

私は生後2ヶ月から、保育園で育った。

父と祖父母の協力で、幼稚園にも2年通った。3つ下の妹もそうやって大きくなった。

小学校に上がるまで、私は共働きの両親を持つことを意識したことはなかった。

比べる対象もなく、当たり前のこととして受け止めていたと思う。

妹が小学校に上がるのを待つかのように、祖父母が相次いで亡くなった。

両親は、いっぺんに子育ての協力者を失ったのだ。

父と母の対応は早かった。

まず、母が勤務する病院に徒歩5分の場所に、家を買った。

私と妹のお稽古事を見つけてきた。

幼稚園から習っていたピアノとお習字に加えて、近所の華道教室とお茶のおけいこ。

英会話教室も。

学童保育もなかった時代。

放課後の預け先として、近所のお教室を利用したかったらしい。

私も妹も、楽しく通って放課後を過ごしていた。

お友達が楽しそうに遊ぶ約束をしている横を通る時は、聞かないように目を伏せながら。

 

夏休み、冬休み、春休み。

約束や予定がない限り、ほとんどの時間を妹と二人で家の中で過ごした。

お昼になると、母は病院からお弁当を買って帰ってきた。

3人でお昼を食べると、また仕事に戻っていく。

急患や重症の方が入ると、私たちのお昼ご飯は、おやつの時間になった。

待てずに、勝手に何かを食べたこともしばしばだ。

それでも、息を切らせて空き時間に戻ってくる母を見て、寂しいとは言えずにいた。

 

ただ、一度だけ、どうしてこんな・・と泣きたくなったことがある。

小学校の4年生になったばかり。春の遠足の日。

前の晩から、病院につめていた母が朝になっても帰れず、

私は父と一緒に遠足のお弁当を作ることになってしまったのだ。妹のぶんも。

家事は一通り出来る父とはいえ、子供のお弁当は一人で作ったことがなかった。

4年生の私も、簡単な料理はできても、お弁当となると・・

揚げすぎた鶏肉、大きすぎるおにぎり、不恰好な玉子焼き。

小さなお弁当箱にぎゅうぎゅうに詰め込んで、隙間にレタスをさしこんだ。

「腕ずく弁当だな」

父が笑って言った。

私は泣けなくなった。

 

そうやって、何年かの大変な時期を親子で乗り越えてきた。

母は、何度も仕事をやめたほうがいいのでは、と悩んでいたらしい。

私も、家にお母さんがいて、おやつを作ってくれる友達をうらやましいと思ったこともある。

でも今、入院した母を見舞ってくださる同僚の方や、若い看護師さんたちを見て、

母が今まで仕事をしてきたことは、決して間違ってはいなかったと思う。

仕事の相談にも乗り、若いママたちに仕事と子育てのアドバイスもする。

母親の顔だけではない、職業人の側面を持つ母を、今はうらやましくも思う。

すこし、寂しい時期もあった。

でも、それだけだ。

母や父の愛情を感じて育ったことは確かなのだから。

 

今、働きながら子育てをしているママたちの、本当の苦労は私には分からない。

だけど、そんなママに育ててもらっている子供の気持ちは、分かると思う。

確かに、寂しいと思うこともあるだろう。

しなくてもいい苦労もするかもしれない。

でも、子供はそれでも、親を尊敬できる。

がんばっている親を、きちんと理解できるときが来る。

子供をかわいいを思う、その気持ちは必ず伝わっている。

仕事をしているママは、自分の気持ちを大事にしてほしい。

自信を持って仕事をしてほしい。

かつて、働く母に育てられた娘の、本音です。

 


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いくらあったら、お金持ち?? [家庭]

shunさんの記事に「子供に経済の仕組み等をいつか教えたい」とありました。
我が家の長男は、今ちょうどお金に対していろいろ疑問を持ち始めています。
これが、なかなか手ごわいのです。

昨日の夕食時にも・・・・

「ねえ、お母さん。宝くじで1億円当たったら、一生暮らせる?」

と聞いてきました。

「今と同じような生活をしたいなら、ぜんぜん足りないよ。
普通に会社で働いてる人たちが、60歳までにもらうお給料が2億円って言われてるんだよ。」

「ええ~っ。すげ~。2億え~ん。おれの財布の中は600円なのに~。ほしい~。」

「あのね~。うちで1ヶ月に必要なお金がどれくらいか分かる?
水道や、電気や、ガスとかだけでも、何万円もいるんだよ。ご飯の材料買うだけで5万円だよ。
(我
が家は、私が食材の安全にこだわるので、食費が高くなる・・・しかも、よく食べる)
それに、お洋服買ったり、遊びに行ったりするのに必要なお金もいるんだよ。
それを全部、お父さんが働いてお給料もらってきてくれてるんだよ。
簡単にお金ほしいって言わないで。」

「おとうさんすごいね・・・。じゃ、うちはお金もちなんだね?!」

きました!!!!答えに困る質問!!!

ああ~ここに夫がいてくれたら・・(Help me!)

長者番付けにのるようなお金持ちじゃないけど、働いていない私が「お金がない」って言うのは、
夫に対してあまりにも失礼だ。(と、いつも思っている)
子供たちにお父さんの努力も理解してほしい。

で、苦し紛れに・・・・

「・・・・・・う~ん。・・・・・お金もち? まあ、お父さんが一生懸命働いてくれてるし・・・
・・・・・不自由なく暮らせるって言う意味ではそうだけど・・・・・・」

こんな答えでよかったのか??大丈夫か??焦る私をよそに・・・

長男はすでに勝手に納得済み。にこにこしておるよ。

きっと今日は今頃、学校で「おれんちはお金持ち。お父さんがすごいから。」
って無邪気に言っているような気がする・・・・
ちょっと失敗だったか・・・

そのほかにも、ニュースを見ては、

「株ってなに?」「イチブジョウジョウってなに?」「フンショクケッサイってどういうこと?」

あ~(汗)

一応簡単に分かりやすく説明するものの、お金・経済について子供に教えるのはほんとに
難しい。
しかも、お金が労働の対価であることを忘れてはならない。
お金を動かすのはゲームではないのだ。

夫は資産運用の専門家でもある。こんないい質問は夫にこそしてほしい!

だが、平日の夕食時に夫がいるはずも無く・・・・

タイムリーに質問に答えられる準備が必要だな~。

 

 

 


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フレッシュ ママ

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