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新しい年へ向かって [日記]

12月に入ったと思ったら

クリスマスも終わってて、

いつの間にか今年も後3日!

 

・・・・ブログを放置しておりました。
いつもご訪問ありがとうございます。コメントのお返事もおそくなってすみませんでした。

2007年、皆さんはどんな一年でしたか?

お正月の初日の出の写真をアップしたのが、ついこの間のような気がするのに、もう今年が終わりますね。

今年、我が家は大きな転機を迎えました。
長男は中学受験に踏み出し、12月の体験授業を終え、1月には本格的に塾通いです。
週に3日も夕食をお弁当で済ませる長男のために、保温できるお弁当箱を買い揃えました。
そして、もともと夕食時間に夫は帰宅していなかったので、次男と私で二人の夕食になりました。
やっぱり寂しいですね。
こうして子どもは親の元を離れていくのだと、身にしみて感じます。

それから、私自身のこと。

今年、私にとってある大きな出会いがありました。
その方の生き方、考え方を知るうちに、どうしても私も一歩を踏み出したくなったのです。そして、

「私も仕事を始めよう!!」

そう決心したのです。
結婚してこれまで、子育てに重きをおいて、自分のことよりも何よりも彼らの成長が私にとって一番
大切なことでした。
もちろん、それは今でも変わりません。
長男、次男、そして夫が毎日幸せに暮らしてくれること、それが何よりも大事なことに変わりはありません。

でも、

長男が受験を目指し頑張る姿。
次男が買ってもらったランドセルを嬉しそうに眺める姿。
そんな子ども達を見ていて、私もそろそろ自分のための何かを、と切実に思うようになったのです。

私には書があります。

これまでも自宅でお教室を開いたり、頼まれ物を書かせていただいたりと細々と続けては来ました。
そしてここからはそれをもう一歩踏み出して、外に出ようと思います。
そしていつか自分だけの個展を開きたいと思います。
それは夢のまた夢なのかもしれません。
でも今、歩き始めたいのです。

家事や子どものことをしながら、どれだけの時間が取れるか、まだ確定できませんが、
少しずつ進んで行こうと思います。
子供たちに迷惑のかかることもあるかもしれません。
でも
「家事くらい、俺が手伝ってやるよ~」という長男の言葉。
「おれ、じぶんのことじぶんでやるからさ~」という次男の能天気さ。
そして「本当にやりたいなら応援する」という夫の気持ち。
私に踏み出す勇気をくれた、尊敬する方。
背中を押したり蹴飛ばしたりしてくれる人。
そんな周りの全ての人へ感謝して。

私の新しい年が明けるのを、いまや遅しと待っています。

                    

                SUNRAISE  新しい旅たちにあたって


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『僕のいない場所』 [映画]

映画『僕がいない場所』を観ました。
http://boku-inai.jp/top.html

ポーランドの小さな田舎町。
自堕落な生活をし、子どもに愛情を注げない身勝手な母親に見捨てられ、
孤児院に預けられた少年。
孤児院にも馴染めずに、そこを抜け出して、母親の暮らす町に戻る。
再会した母にはやはり受け入れられず、居場所のない少年は、捨てられた古い船に住み着き、
鉄くずや空き缶を拾ってはお金に変え、盗みまでして食べつないで行く。

寝床の船から見える裕福な家庭に育つ姉妹との関わり。
周囲の大人たちの冷たい視線と無関心。
それでも少年は同情からの施しを受け付けない。
一人、船でけなげに生きていく。

爪に入った泥にまみれてささくれ立つ少年の小さな指先。
ガムテープでぐるぐる巻きにした、ぼろぼろの靴。
だれも愛してくれないと叫んでいる冷めた目つき。
その少年に待っている悲しい結末・・・

 

胸にどすんと響く映画でした。


しかも観終った後に、実話だと知りました。


ちょうど長男と同じ年齢の主人公の少年。
年端も行かないそんな子供が、一人で生きていかなければならない
現実をどう受け止めていいか分りませんでした。

ポーランドの晩秋。
空の色はどんよりとして。
落ち葉の色は悲しいほどあせていて。
川の水は少年の心のように悲しい色で。
そんな風景がますます心に苦しく迫ってきました。

子どもが愛されて育つことの大切さを
ことさら今また言うつもりはありません。
ただ、
自分がいたい場所に居場所のないことほど、悲しいことは
ないと、改めて思うのです。

それは大人であっても同じ。

愛する人に愛されて、
自分の生きる場所を自分で決められる。
そんな当たり前の幸せを誰もが得られますように。


『僕のいない場所』
今年観た一番の映画になりそうです。

 


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塾の保護者説明会 [長男中学受験]

先日の振り替え休日に、長男と私はバスと電車を乗り継いで
長男が志望する中学校まで行って来ました。
見学日や説明会の日ではないため、校内に入ることは出来ませんでしたが
正門から見える校舎、すれ違う在校生に大いに刺激を受けて、興奮した様子の長男でした。
「ぜったい、ここに来たいよ!おれ!!」
そういう彼の目は、今までに見たことが無いほどイキイキして。
何の根拠もないけれど、私まで「ここにあなたが通ってる気がするわ!」そんな風に
言ったりもしました。

その学校の最寄駅前で二人で昼食を取った時も、
「学校の帰りにここでご飯食べたりしたいな~。」なんて言ってみたり。
すっかり受験モード、そして受かった後の楽しみまで口にするのでした。

それからその足で、今度は某大手進学塾へも足を運び、資料を受け取り、
全国統一小学生テストも申し込んできました。

「塾行くよ!絶対受験する!」

漠然とした憧れが、現実味を帯び、一歩を踏み出た一日でした。

 

そして今日はその「全国統一小学生テスト」でした。

 

国語、算数、理科、社会の4教科。
子供たちが試験を受けている間に、保護者は中学受験や、私立中のあれこれ、
受験の心構え、塾の教育理念、果ては受験生を持つ家庭や夫婦のあり方についてまでの講習を受けました。

それを熱心に聞くお父さん、お母さんたち。
カリカリとメモを取り、質問もして。
目の色を変えて、塾の入試成果を聞いて。

・・・こうやって親が受験世界に引きずられていくんだわ・・・・

というのが、私の正直な感想でした。
情報や受験勉強ののノウハウはやっぱり大切でしょう。
けれども、やっぱり受験は子どものものです。勉強するのも、受験するのも。
そして、その結果もその後の人生も、やっぱりその子自身のものなのです。

私は今日の講習を受けながら、長男のためにたくさんのことをしてあげたいと思う一方で、
絶対にそれ以上の口出しや、思い入れをしないぞ!と心に誓ったのでした。

中学受験は彼の人生の一通過点。

それを忘れないようにしようと思います。

私がそんなことを考えている間に・・・
長男は初めて試験らしい試験を受けていたのです。
受験票を持つのも初めてで。マークシートも初体験。

さて、その結果はまた次回に。

 

 


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